もうひとつの部屋
うしの食卓、書評などの倉庫にいたします
「どんとこい、超常現象」上田次郎著
まさか、本当にあるとは思わなかった。
映画やドラマ「TRICK」の中で、阿部寛さん演じる
日本科学技術大学教授・上田次郎がお話の中で紹介していた本。

それも公立高校の図書館にあるとは驚き。
払い下げで娘の友人が学校からもらったそうである。

内容は、ドラマのキャラクターと設定そのままの上田次郎が
ドラマの内容を事件を振り返る形で綴ったもの。
ネタ本として徹底しているので笑えるできばえである。

その本の中で「○○村役場前」として撮影されている写真が
この夏に訪れた観光地の「阿部寛さんのお店」の玄関と
酷似しているというのは考えすぎだろうか。
「ユダヤ人」 上田和夫著 講談社現代新書
 ナチスによって大量虐殺されたユダヤ人は、有史以来迫害を受け続けてきた民族である。その理由がなんなのかということと、物心ついたころから繰り返されている中東地域の紛争の本質は何か、ということに興味があり、折があればその謎を解いてくれる書物を探している。
 そんな中で見つけたのが本書である。ただし、本を購入したのが出産前後でもあり、それから公私共に多忙を極め、読書から遠ざかっていた。おそらく通り一遍読んでいたとは思うが、内容についての理解や考察は記憶にないところをみると、字面だけを追っていたものと思う。物置にしまっておいたものを持ってきたのか、片付け物をしていて見つけたのか、読むチャンスがあった。
 迫害の理論は、人類に共通したもののように思う。また、形は違うが、昨今の報道に見られる胸の痛むような事件の本質と通じていると感じた。何度も読んで理解を深めたいと思っている。
「贈られた眼の記録」曽野綾子著 朝日新聞社
この本は、作家の曽野綾子さん(三浦朱門さんの奥さん)が
白内障の手術をしたときのこと、それまでのこと、そして
それからのことを綴った本である。

作家として客観的に淡々と曽野綾子という患者の心境や
病状の経過などをたどっていて、なかなか面白い。
随分前の本だと思うのだけれど、この本はなぜ私の手元に
やってきたのだろう。

そうそう、娘の学校の蔵書整理のときに払い下げしていたものを
通りすがりに娘が手にとって持ってきたものだった。
ドキュメンタリーとして読み応えのある本だった。

これから白内障を患うかもしれない人は読んでおいても損はない。
(損をしない本ばっかりで申し訳ないが)
「中国古典からもらった不思議な力」北尾吉孝著 三笠書房
北尾吉孝さんといえば、ライブドア事件の時のホワイトナイト。
何を考えるか、何をしないか、何をするか。

私はまずタイトルに惹かれてこの本をamazonでクリックし、
クリックして本の帯を見たらこの人の顔がまた、テレビに出て
いたあの顔。

内容は私の期待通りの本とだけ言っておきます。
理路整然とした説得力のある、人相風体に相応しい思考の持ち主
(と年下の私が言うのもなんですが)の予想を裏切らない内容で
した。

文章の流れに不自然さを感じさせない大人であり、安心して読み
ました。読んでも損はしないと思います。(そんと言えば孫正義
さんのパートナーでもありますね)
「リアル鬼ごっこ」
この本に関してのブログ記事がやまほどあることに驚いた。
最初のページを見ただけで編集者魂がうずいて
勝手に校正、加筆修正を始めてしまった。
私が同じ本を書いたらどのような文章表現になるのか。

そもそも私は、こんなに人を殺す小説は好きになれない。
この本を学校で読もうとしている我が子にも?だが
どうしてこの本が売れるのか???である。